それチラシの裏にでも書いてろよ

またの名をクソオタクのクソポエムノート

止まるな!(ももクロさんの明治座公演にお邪魔した話の続き)

入りきらなかったよ!ももクロさん明治座 二部感想です。
例によって例の如くネタバレです。ご留意願います。
と思ったら千秋楽終わってしまった。ももクロさんも演者のみなさんもスタッフさんもモノノフのみなさんもお疲れ様でした!楽しかったー!

(あと唐突に十五祭のネタバレも挟まってるので関ジャニ∞のオタクマジで気を付けて、ごめん、マジでごめん)

 


一部終了後、30分の休憩で御手洗や食事を済ませ席に戻れば、すっかり明治座の観劇席がライブ会場になっていました。

関ジャニ∞もだいぶカラーギャングだけど、ももクロさんの現場もカラフル〜!
推しメンカラーの法被やハチマキは「アイドル文化」を強く感じて楽しいですね!
ジャニーズの現場だとメンカラで合わせる人以外に、デート服を着ている人もいるので、会場の端から端まで色の洪水になってるのは圧巻でした。

……いや、関ジャニ∞も大概色の洪水だったわ(メンカラ文化の強いグループなので……)
デート服にもきっちりメンカラ取り入れるもんな、ジャニオタ……例えパーソナルカラー外してて顔色が死んでも……いや、健気かよ……。

初回の三階席でも、二回目のZ席でも、お隣はかなこさん推しの方でした。(Z席では反対隣の方がれにちゃん推しの方でした!)
そうそう、Z席でお隣にいたかなこさん推しのお兄さん、ライブパートを前にしてガッチガチになってるオタク女に朗らかに声をかけて下さって……いや、優しいかよ……。
ありがとうお兄さん、神席当たる呪いかけとく。もしくはとんでもねぇファンサぶつかってくる呪いかけとく。

 

二部パートのセットリストです(件の友人に確認しました)(脳死してたから記憶が飛び飛び)

ニッポン笑顔百景
夢の浮世に咲いてみな
ゴリラパンチ
レディ・メイ
ももクロの令和ニッポン万歳!
笑一笑
灰とダイヤモンド
アンコール ロードショー

 

ごめん正直ニッポン笑顔百景は場の空気を掴むのに必死だったのと「顔がちいせぇ!脚がなげぇ!ほせぇのに運動してる人の脚や!ッカーーーー!顔がいい!!!!!!」ってなってて結構記憶飛んでる……。
あーりんちゃんがピンクの振袖から曲の最後にパッカーン!してみんなお揃いの和風ドレスになったとこでむちゃくちゃ興奮したのは覚えてます。
あーりんちゃん、むちゃくちゃお姫様だった……ノブレス・オブリージュだったの……。
「笑おう 笑おう さあ笑いましょ」でステージ上も客席もみんな一緒の振りをしてるの、一緒に笑ってるみたいでむちゃくちゃ楽しかった〜!
課金キメて聴き直したんですけど、とにかく笑っていれば幸せなんか向こうから来るぜ!って勢いのある曲調なのに、「泣いたら負けだ やけくそ笑いましょ」「笑えなくても笑うしかないでしょ」って、ただ明るいだけじゃなくてふとした瞬間に憂いがあるの、むちゃくちゃ「好(ハオ)」だ……。

 

夢の浮世に咲いてみな、聞き覚えあるなーと思ったらすしおさんがPV描いてらした曲ですね!キルラキル見てた時に見たわ!
この曲、四人で披露するのは初めてだったんですね。全然そんな感じがしないくらい「歌い込んでいる」感があったのでびっくり。
そういやこの曲きっかけで当時アルバム二枚買ったんだったな……(という事を今思い出した)(田舎の品揃えの悪い店で買ったアルバムにはこの曲は入ってなかった)(アホ)
ずっしりした演奏とももクロさんの軽やかな歌声、ギャップがあるはずなのに「ももいろクローバーZの曲です!」って感じたのは、泥臭くてもカッコ悪くてもしっかり明日を引っつかめ!それが一番粋なんだよ!って歌詞にあるのかな〜。
かなこさんの流し目がバチくそキマってて嫁にして欲しいな、と思ったから近くに区役所なくてほんとよかったわ。婚姻届持ち込むとこだった(ホラーだよ!!!!)

 

ゴリラパンチ〜!(ドームできいた〜!)
あーりんちゃんがとにかく強くてカッコイイ!ドヤ顔で一人立ってるあーりんちゃん、座長〜!スーパーアイドル〜!カッコイ〜!!!!って声上げたくなった!
ダンスもおちゃめで好きです。みんなでウホウホすんのクッソ楽しいな……。
電波曲っぽい?と思って歌詞をよくよく聞いてみると「戦って勝つ気しかない」って感じの曲だし、ももクロさんそういう曲多くないですか?勝つ気しかしない。
ウホウホしてるアイドルたちはバチくそ可愛い100点満点なのに歌詞はマウンテンゴリラ。理不尽はゴリラがパンチとキックでなぎ倒すぞ!心強いかよ!

 

レディ・メイ、むちゃくちゃカッコヨ〜ですよね、元気で明るい女の子から「大人の女性」になるの、むちゃくちゃ痺れる。
スタンドマイクを使ったパフォーマンス、足元に重きを置いたダンス、セクシーでかっこよかった〜!みんな脚が綺麗……。
れにちゃんの脚の伸ばし方がマジでめちゃめちゃ綺麗で食い入るように見てしまった……。
かなこさんはあれ多分スタンドマイク抱いてたよな?抱かれてたもんな、スタンド。アバンチュールだったよなあれ。
あーりんちゃんの足さばきがめちゃめちゃかっこよくて、エエ〜ほんとに運動音痴なん?
ふくらはぎが「運動してる人」の張り方してたのはダンスをしてるのと、殺陣をしていたからなのかな。すげー好きな脚です。
玉井脚が長すぎて胴体消失してる詩織さんは本日も脚がタワーだった。どこまでが脚なんや……マジョマジョのマスカラよりも伸びるわ……。

 

脚の話ばかりしてしまった。

 

「みんなが思ってるよりも大人で 純粋なふりする春の夜の悪魔ね」と嘯いたその後に「子供だって言われたくないの」と歌うの、「少女と女性の狭間」を感じて「ン゙ッ………………!」てなりました。いや……しゅき……。
ももクロさん、ここまでの曲がずーっと「明日を掴もうよ!」「未来へ進もうよ!」と歌ってるのに、ここに来て「明日よまだ来ないで」「足早に季節が終わってしまう気がして不安よ」なんて言うの、ず、ズルい……ズルい女だ……絶対いい女だ……駆け引きをしてきてる……!
度々歌詞に出てくる「春」というワードに、季節の始まりとしての春と、ボッティチェリの「春」を思い出すなどしました。
反発し合う愛欲と純潔を繋ぐのはね、「愛」なんすよ……(ろくろを回しながら)

 

令和ニッポン万歳!、元々持ってたアルバムに「ニッポン万歳!」の方が入っていたのもあって、むちゃくちゃ楽しくのれました!何度かアレンジを入れながら歌ってきている曲なのかな?
作詞、作曲がひゃっくんで「ひゃっくん〜!ほんとこういう楽しい曲作るのじょ〜ず〜!」って久保みねヒャダ視聴者の私はニコニコしました。ひゃっくん〜!
かなこさんの「ちゃばたけとぉ〜っ両親に育てられましたぁ〜っ!」がめちゃ可愛くて好きです。☺️☺️☺️☺️←こうなってしまう……祖母になるかと思った。
ひたすら楽しくて明るい曲の最後に、「次は世界だーっ!」と叫ぶところむちゃくちゃ涙腺に来るな……世界のももクロNO.1……ウッ……(昨年のドームを思い返した)

笑一笑、もうこの辺から私たぶん人の顔の形してなかった。マジで。
このへんからこう。


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会場のみんなと同じダンスを踊ってるの、幸福の具現化ってこういうことかな、と思って泣けて泣けて……曲調も歌詞も歌声も可愛らしくて優しくて、なのに「前に進んでいく」って強い意志があって……。
四人体制になって初めてのシングル(でしたよね?)のど頭に「笑顔の絆を胸に 光のほうへ進んでく」なんて持ってきちゃうの、むちゃくちゃに愛じゃん。愛していなきゃ出てこない歌詞じゃん。

ももクロさん、むちゃくちゃ愛されてるな〜!!!って嬉しくなっちゃったよ。えーもうこれ、ももクロさんのことむちゃくちゃ愛してる人が書く歌詞じゃん!

誰かと思ったら只野菜摘さんだったのでお礼が言いたい。アイカツでもお世話になっております。俺達の只野菜摘
みんなで寄り添ってぎゅっと繋がったり、駆け回ったり、一部で一緒に物語を作り上げた人たちも会場のみんなも一緒に笑ってるの、「笑顔の絆」を目に見える形にしたらきっとこの光景なんだな、全部繋がってるんだな〜と思って泣いた。
まあ今も泣いてるんすけど……すぐ泣くなこの女……。
体制が変わっての初めての曲、「笑一笑」と「ここに」、どっちもいままでのあらすじで、これからのおはなしなんだね。
「ぼくらはおとなになっている!」、爆裂涙腺破壊ポイントだと思うのですが、どうでしょう(どうでしょう?)

このへんから泣きすぎて頭痛がし始めます。

MCタイム、演者のみなさんにお話を聞くコーナーがあるのむちゃくちゃ良いな〜!!!
どんな事を感じながら演じてたのかなーとか、この人はどんな人なのかな、という人となりがトークだけでなくて真ん中にたって(立たされて、笑)話しているのを聞いている周りの皆さんの反応からも感じられて、生きている人間のパワーを静かに感じていました……。
キャッキャしながらくっついてこしょこしょ話してる人もいれば、含み笑いしつつ真ん中で話してる人をニヤニヤ見守る人もいたり。本当に良いカンパニーなんだね……。

灰とダイヤモンド
あの あのですね ここでこの選曲、ずるくねぇ?????もう涙腺カラになるかと思った……。
ももクロさん、「前に進んでいく」歌が本当にたくさんだなぁと思うけど、灰とダイヤモンドは「今私は前を向けているのか?」「進めているのか?」という自問自答と、進む為に戻ることを「助走」と呼ぶの、希望の歌じゃん。
間違わない人なんかいないし、迷わない人だっていないけど、いわゆる「前向きソング」って、時々そういう人を置いてけぼりにしがちじゃないですか。
そういう「同じ場所で足踏みしている人」のこともこうして歌って昇華してくれるの、かっこいいしすごく頼りになるし、きっとすごく誇れる。
この人たちを好きになってよかったって思うんだろうなー。
文脈的には「灰とダイヤモンド」は「Heavenly Psycho」に近いのかもしれない。だから何回もためしてみるんだ 希望の歌。

もうここでだいぶ限界迎えてたんですけど、アンコール アンコールでな もう私、こうです。

 


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ロードショーは……いかんよ……いかん……。
あのノリノリの始まり方で肩震わせて泣いてんのマジで私だけだったんじゃなかろうか。
もうここまで、会場全部巻き込んでパフォーマンスしてる時点で、観客もみんなステージに上げられてるんだよね。既に「Showの一部」なわけなんですよ。
この曲、ようは「ステージに立つ者の覚悟と喜びの歌」だと思うんですけどね。
もう あの Twitterでもさんざん言ったんですけど、結構頑張ってたんですけど、「止まるな!」の時点でやばかったんですけど、「Show must go on!」で完全にダメだった。


ジャニー喜多川氏の座右の銘が「Show must go on 」、ステージは何があろうと続けなくてはならない、なんです。


この思想は(私はまだ拝見したことは無いのですが)堂本光一氏のミュージカル「SHOCK」でも語られています。
ショービジネスを行うものとしての信条が「Show must go on」なんです。
そんなさぁ、「ショーに人生を捧げる」なんて歌われちゃったらさあ、そりゃ

 


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こうなるやん?自明の理やん?
一部の最後、それまで「私が一番じゃなきゃイヤ!」と周囲を振り回していたあや姫の語った「脇役などいない、どの人も皆主役」という言葉そのままの歌詞もむちゃくちゃに……もう……むちゃくちゃに……響いて……過呼吸起こすかと思った……。
一部から二部まで、本当に全部地続きなんですね。てっぺんから最後まで、「あなたの人生は常にあなたが主役」と語りかけてくれている。
「はじまりはいつもここから」で、いつだってそこで「待ち合わせ」をしてるんだな……彼女たちと彼ら彼女らは、これからも待ち合わせをして、「始まりの場所」をこれからも共有し続けるんだね。(この文を打ちながら泣いている女)

熱狂の中、深々と頭を下げ、「ありがとうございました!」という言葉と共に降りる緞帳に、関ジャニ∞ 十五祭のオープニング、「始まりの場所」である松竹座の緞帳があがる演出を思い出していました。

松竹座の1000人の席も埋められなかった人達が、今や総動員数 10000000人へ。

10年目の初夏、東京ドームという大きな箱でパフォーマンスを見せ、「明治座」という歴史ある劇場で舞台を演じきったももいろクローバーZさん。

積み重ねの先に彼ら、彼女らは生きている。その積み重ねのどこかに私達もいる。その逆もまた然り。

人生の主役はいつだって自分で、生きるということはこうして誰かの人生と時に混じりあい、時に離れ、またどこかで触れ合うかもしれないと希望を持って望むことなのかもしれない。

会場にいる誰かの人生と、ステージの上で歌い踊る彼女達の人生と、私も多少なりとも袖をすりあえたのかな〜!

そう考えるとむちゃくちゃすごくないですか?私の人生の一部には、もうももクロさんがいるんだぜ。めっちゃ強くない?

マジでこういうことを考えてたら涙が止められなくて帰るに帰れず、二回目の観劇の後にしばらく明治座の柱に向かって号泣したのもいい思い出です……普通に怖い……。

 

最初から最後までカロリー消費率120%でむちゃくちゃ楽しませて頂きました!翌日普通に抜け殻になった〜!


ももクロさんの現場にお邪魔すると関ジャニおじさんが恋しくなるのって、多分ももクロさんの現場がめちゃめちゃでっかい愛の循環だからだと思うんですよね。
ステージと客席と、それだけじゃなくて会場にいるスタッフさんもみんな楽しそうで、いいなー羨ましいな、って思ってしまった!
はやく関ジャニおじさんに会いてぇな〜!スタッフに、会場のオタクたちに、ドームに、惜しみない拍手送りてぇな〜!って楽しくなったので帰ってすぐ現場服広げました!
なお、実際に現場に行くのは9月です。なんぼほど気ィ早いねん。遠足一週間前の子供か?

 

またももクロさんの舞台が見たくなっちゃったな。とりあえず幕が上がるとドュユワナダンス?のDVD買います!!!!!!!課金をすると気持ちよくなれる!!!!!!シャブ!!!!!!!!!!!!